父の手料理
仕事の夏休みを利用して、しばらく帰っていなかった実家へ
ゆっくりと充電を兼ねて行ってきた。
近いがゆえにかえって普段はなかなか泊まりに行くことはなく
本当に久しぶりだった。
父と母の愛情をたっぷりと感じた時間だった。
その中でも特にじわ~っと染み入るように
今もなお私を満たしてくれるものがある。
父の作ってくれた素麺だ。
母が用事で外出していた日の午後、
小腹がすいた父は自分で買い物に出かけ
帰ってくると素麺をゆで、野菜などと一緒にきれいに盛り付け
私にも「食べろ」とだしてくれた。
私が知っている父からは想像できない行為だった。
あとで母に「びっくりしたよ!」と話すと
「久しぶりに泊まりに帰ってきて嬉しいのよ、お父さんも」と言う。
父の愛情は感じながらも、束縛も強かったので
どちらかというとその支配から逃れたい気持ちの方が強かった私は
素直に父の愛情を受け取れていない気がしていた。
実際、素麺を食べている時も照れ臭い気持ちの方が強かったように思う。
でも、自宅に帰ってきて
「素麺おいしかったなぁ」とまず思った。
そして同時にそこにある父の愛情が伝わってくるような気がした。
幸せな感覚。
ほんとうにおいしかったな、あの素麺。
ゆっくりと充電を兼ねて行ってきた。
近いがゆえにかえって普段はなかなか泊まりに行くことはなく
本当に久しぶりだった。
父と母の愛情をたっぷりと感じた時間だった。
その中でも特にじわ~っと染み入るように
今もなお私を満たしてくれるものがある。
父の作ってくれた素麺だ。
母が用事で外出していた日の午後、
小腹がすいた父は自分で買い物に出かけ
帰ってくると素麺をゆで、野菜などと一緒にきれいに盛り付け
私にも「食べろ」とだしてくれた。
私が知っている父からは想像できない行為だった。
あとで母に「びっくりしたよ!」と話すと
「久しぶりに泊まりに帰ってきて嬉しいのよ、お父さんも」と言う。
父の愛情は感じながらも、束縛も強かったので
どちらかというとその支配から逃れたい気持ちの方が強かった私は
素直に父の愛情を受け取れていない気がしていた。
実際、素麺を食べている時も照れ臭い気持ちの方が強かったように思う。
でも、自宅に帰ってきて
「素麺おいしかったなぁ」とまず思った。
そして同時にそこにある父の愛情が伝わってくるような気がした。
幸せな感覚。
ほんとうにおいしかったな、あの素麺。
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根をおろす
リアルになった毎日は変わらず。
新しいその感覚を楽しみつつも
どこか深い闇のような暗さも感じだしてきていた。
ちょっとしんどくなると
そのしんどさを何とかしたくなる。
でもこのしんどさも丸ごと味わってみよう
しんどいままでいてみよう
と思えた(リアルな日常のおかげ?)
そうしたらこれまで自分が抵抗していたものが
奥の方から顔をだしてきた。
「そういうこと・・・なのね」
自分を内面深く見ていくということは
私にとってとても興味深くある意味面白いことだけれども
決してラクではない。
ラクでないその局面にもう何度となく向き合ってきてはいるけれど
今回も・・ラクではないな。
それでも毎日は過ぎてゆく。
その一日一日を、その日一日として
そして夢へと繋がる一日として
丁寧に過ごしたい。
新しいその感覚を楽しみつつも
どこか深い闇のような暗さも感じだしてきていた。
ちょっとしんどくなると
そのしんどさを何とかしたくなる。
でもこのしんどさも丸ごと味わってみよう
しんどいままでいてみよう
と思えた(リアルな日常のおかげ?)
そうしたらこれまで自分が抵抗していたものが
奥の方から顔をだしてきた。
「そういうこと・・・なのね」
自分を内面深く見ていくということは
私にとってとても興味深くある意味面白いことだけれども
決してラクではない。
ラクでないその局面にもう何度となく向き合ってきてはいるけれど
今回も・・ラクではないな。
それでも毎日は過ぎてゆく。
その一日一日を、その日一日として
そして夢へと繋がる一日として
丁寧に過ごしたい。